西洋占星術の入り口

占いとこころについて考察日記

占星術の基礎の基礎

第36話 ルーラー

占星術タンバリン物語第36話「キャン子先生と石」 「ミキちゃん、 今日は疲れたでしょ? ゆっくり休んでにゃ。」 「キャン子さん、 お疲れ様です。 今朝、指輪をはめてから 忙しくなった気がしてるんです。。 あと、私、、 全然疲れてないんです! むしろす…

第33話 占星術の実践編 〜インスピレーションで感じる〜

占星術タンバリン物語第33話 「ソーニャさん」 指輪をつけてから、 お客様が 次から次へとやってきた。お昼の休憩もとる 暇がなかった。(おなかがすいたなぁ、、、)ふと時計をみると あと10分ほどで 午後3時になろうとしていた。。 「午後3時」のお客様は…

第31話 開運場所 〜 ハウス その3 〜

占星術タンバリン物語 第31話「ほんとうのわたし」キツツキさんに言われるがままに 目をつぶって深呼吸をし始めた。すると、、真っ暗だった世界に 紫や緑色の風船のようなものが あっちこっち動き出した。あれには、 驚きというか 怖さがあったなぁ。。 でも…

第30話 開運場所 〜 ハウス その2 〜

占星術タンバリン物語 第30話 「キツツキさん」キツツキさんが、 トーストを食べ終わったようで お皿をさげようと テーブルに向かうと・・ キツツキさんが話しかけてきた。「いつから働いてるの?」「あ、今月からです。」「ふ〜ん、そうなんだ。 君、、石持…

第29話 開運場所 〜ハウス その1 〜

占星術タンバリン物語第29話「あの日を今も忘れない」カランコロン朝7時、 いつもの朝。キャン子先生との お仕事も少し慣れてきていた。その日は、 朝日がとても強くて 金色に輝くようにみえた。いつもより早く起きて、 いつもより早く家を出て、 朝日を眺め…

第28回目 基礎の基礎編 〜まとめ〜

占星術タンバリン物語第28話「導きの石」カランコロン「おはようございます!」朝6時50分。私はいつもより早く着いた。チカチカ光る石。あれを枕元において 寝たからなのかいつもより1時間も早く 目が覚めた。 そして、いつもよりも 体がとても軽い。あの石…

第27話 冥王星

占星術タンバリン物語第27話 「光る石」午後6時。タンバリン喫茶は、 6時になると閉店となる。エプロンをとったら すぐに帰れるのだけれど、、どうしても「石」が 気になったので 聞いてみた。 「キャン子さん、 この石がチカチカ光るように 見えるのはどう…

第26話 海王星

占星術タンバリン物語第26話 「石」「キャン子さん、 今さっき、 ムッシューKが いらしてコレを キャン子さんにと・・」 「あら、何かにゃ?」 風呂敷の中には 色とりどりの 石が入っていた。 「まぁ!」キャン子先生が、 すっごく喜んだのが すぐにわかった…

第25話 天王星

占星術タンバリン物語 第25話「午後5時」 カランコロン(あ、 ムッシューKだ!)「い、いらっしゃいませ」 「キャン子さんは?」 「あ、今、セントラルパークで お散歩中です。」 「そうですか・・。 あのう、これをキャン子さんに 渡してもらえますか?」 …

第24話 火星・木星・土星

占星術タンバリン物語 第24話「おとめ座の心」 ムッシューKは、 とても美しい言葉で 丁寧に話した。「ここ半年間、 まともに眠れておりません。 いつもは喫茶店によることは ないのですが、 今日はなんとなく 入ることとなりました。」と。 キャン子先生は、…

第23話 土星

占星術タンバリン物語第23話 「アイデア」キャン子先生は、 チーズケーキを持って 9番席に座った。「お邪魔じゃないかにゃ?」「いえ、今書き終わったので・・ どうぞ。」彼は、ムッシューKといって 有名な作家だった。とにかく斬新なドラマを 描くので有名…

第22話 木星 

占星術タンバリン物語 第22話 「午後3時」2日目は、時間がすぎるのが とても早く感じられた。気づけば 午後のアイドルタイムだった。9番テーブルに 男性が座っていた。午後3時のオルゴールがなった。「何にいたしましょうか」「ええっと、では、 クリームソ…

第21話 火星

占星術タンバリン物語第21話 「NYマラソン」カランコロンいらっしゃいませ。「5」という数字のゼッケンを つけた人が入ってきた。そういえば、 ニューヨークマラソンは 今日だったっけ。ご注文は?「レモンジュースちょうだい!」レモンジュース・・・。どう…

第20話 AC 宇宙からのプレゼント!

占星術タンバリン物語第20話 「1分の遅刻」はぁ、はぁ、はぁ。。カランコロン「お、おはようございます。 遅れてすみません。」タンバリン喫茶で 2日目の出勤。今朝も遅刻した。遅刻するまいと 早く準備をするにも 関わらず ちょびっと遅れてしまう。 キャン…

第19話 「4つのワタシ」を統合してみよう!

占星術タンバリン物語第19話 「自分を知るため」あとから気づいたのだけれど、キャン子先生は、 15時に来た人にだけ 占いをしていた。 15時をすぎてから 9番席に座った人は 「アレ」を頼むわけでもなく 占いをお願いすることもなかった。 ただ、メニュー表か…

第18話 金星は 愛のしるし!

占星術タンバリン物語 第18話「おかあさんの匂い」 ハナちゃんが帰っても、 キャン子先生は 椅子に座ったままだったので9番席に近寄ると キャン子先生は 目をつぶって 深く呼吸をしていた。 そぉっとしておこう。 そして、キャン子先生が カウンターに戻って…

第17話 水星が物申す!!

占星術タンバリン物語 第16話 「バリアすること」 ハナちゃんは 少し気持ちが落ち着いたようで、「このチーズケーキ 美味しいですね。 それに、このおしぼり、 気持ちよいですね。」 キャン子先生は、 嬉しそうに言った。「ありがとにゃ。 ハナちゃんはね知…

第16話 うお座ちゃん

占星術タンバリン物語 第16話 「ワタシはワタシ」 ハナちゃんには、 大きな優しさがあって、そのはみでた優しさに 人の悲しみとか 怒りとかが溶け合いハナちゃんの中に 浸透していたみたい。 キャン子先生は 他人の感情がハナちゃんに 浸透する前に、まず「…

第15話 ミズガメ座くん

占星術タンバリン物語 第15話 「雰囲気をのみこむ」 ハナちゃんのホロスコープを みながら、キャン子先生は言った。「ハナちゃん、あなたは 生まれた瞬間から ものすごく強い共感力が 与えられたの。わかる?」そういって、 ♏︎のマークを指差した。「共感力…

第14話 やぎ座ちゃん

占星術タンバリン物語 第14話「ハナちゃん」 キャン子先生は、 9番席の女性の話を「んだにゃ」「んだにゃ」と聞きながら、 ホロスコープという丸い図を かいていた。 お名前はなんていうニャ?「あ、ハナといいます。」ハナちゃん。キャン子先生は、ポツリと…

第13話 イテ座くん

占星術タンバリン物語 第13話「キャン子先生の出番」私は9番席に コーラ フロートを持っていった。彼女は、私に気づかないほどに 壁の絵に集中していた。そして、少しして 午後3時を知らせる オルゴールがなった。懐かしいメロディだった。そして、キャン子…

第12話 さそり座ちゃん

占星術タンバリン物語 第12話 「午後3時」 ランチタイムが終わり 一息ついた。キャン子先生と交代で お昼ご飯をいただき、アイドルタイムという お客さまが1〜2人という 状態になった。カランコロン1人の女性が入ってきた。 「ミキちゃん、これつけてニャ。…

第11話 テンビン座くん

占星術タンバリン物語 第11話 「朝10時」カランコロンぞろぞろと7人ほどの おしゃれな人が入ってきた。私が憧れていた業界の人たちだった。洗練された服装、香り、 彼らが入ってきた瞬間に お店の中の雰囲気が ガラリと変わった。キャン子先生が、 「ミキち…

第10話 おとめ座ちゃん

占星術タンバリン物語 第10話「おしごと」サンドイッチを食べて また元の仕事に戻った。あの絵が語りかけたことを キャン子先生に話すか ためらった。絵が、語りかけてきたなんて 誰が信じるもんか。。でも、たしかにあの絵が言った。「ミキちゃん、ほんとう…

第9話 シシ座くん

占星術タンバリン物語 第9話 「9番席」キャン子先生に 勧められるままに 9番席でサンドイッチを食べた。初めてこのお店にきて キャン子先生に 心のもやもやを 聞いてもらったのを 思い出した。あの時は、このお店が こんなにも隅々まで掃除が行き届いてるな…

第8話 かに座ちゃん

占星術タンバリン物語 第8話「モーニング」 「ミキちゃん。 ちょっと来てニャ。」キャン子先生がよんだ。カウンターには、 サンドイッチとコーヒー。それに水があった。「モーニングにゃ。 食べるにゃよ。」私は、 サンドイッチが大好きだった。コーヒーに水…

第7話 フタゴ座くん

占星術タンバリン物語 第7話「サービスは神の心」気づけばお店は満席に。そして、 8:30 amになると スーツを着た人たちが 一斉に席をたった。オーダー品を給仕した時に お代金はいただいている。なるほど。好きな時にお店をでられる システムなのね。出勤時…

第6話 おうし座ちゃん

占星術タンバリン物語 第6話 「アレの正体」7時30分。喫茶店の7時から8時は 男性が多い。それもそうね、 ここはニューヨーク。タンバリン喫茶店は マンハッタンにある。カランコロンまた男性が入ってきた。その男性も「アレ」を 頼んだ。そして、その「アレ…

第6話 オヒツジ座くん

占星術タンバリン物語 第6話「ミントソーダーの色」カランコロン3人目のお客さまが いらっしゃった。お盆に水とおしぼりを のせてお客様の元へ行く。不思議だけど、 体が勝手に動いた。「おはようございます。 何にいたしましょ・・」「アレちょうだい。」「…

第5話 「みんな同じ能力を持ってる」って噂、ほんとう?

占星術タンバリン物語 第5話 「アレちょうだい」カランコロン二人目のお客様が入ってきた。彼はブレンドを注文した人に 目で挨拶をした。キャン子先生は 「さ!ミキちゃん出番ニャ! これ持っていってごらん。 あの人は、メニューいらないニャ。」と言って、…