占星術について
占星術タンバリン物語第29話「あの日を今も忘れない」カランコロン朝7時、 いつもの朝。キャン子先生との お仕事も少し慣れてきていた。その日は、 朝日がとても強くて 金色に輝くようにみえた。いつもより早く起きて、 いつもより早く家を出て、 朝日を眺め…
占星術タンバリン物語第27話 「光る石」午後6時。タンバリン喫茶は、 6時になると閉店となる。エプロンをとったら すぐに帰れるのだけれど、、どうしても「石」が 気になったので 聞いてみた。 「キャン子さん、 この石がチカチカ光るように 見えるのはどう…
占星術タンバリン物語第26話 「石」「キャン子さん、 今さっき、 ムッシューKが いらしてコレを キャン子さんにと・・」 「あら、何かにゃ?」 風呂敷の中には 色とりどりの 石が入っていた。 「まぁ!」キャン子先生が、 すっごく喜んだのが すぐにわかった…
占星術タンバリン物語 第25話「午後5時」 カランコロン(あ、 ムッシューKだ!)「い、いらっしゃいませ」 「キャン子さんは?」 「あ、今、セントラルパークで お散歩中です。」 「そうですか・・。 あのう、これをキャン子さんに 渡してもらえますか?」 …
占星術タンバリン物語 第24話「おとめ座の心」 ムッシューKは、 とても美しい言葉で 丁寧に話した。「ここ半年間、 まともに眠れておりません。 いつもは喫茶店によることは ないのですが、 今日はなんとなく 入ることとなりました。」と。 キャン子先生は、…
占星術タンバリン物語第23話 「アイデア」キャン子先生は、 チーズケーキを持って 9番席に座った。「お邪魔じゃないかにゃ?」「いえ、今書き終わったので・・ どうぞ。」彼は、ムッシューKといって 有名な作家だった。とにかく斬新なドラマを 描くので有名…
占星術タンバリン物語第21話 「NYマラソン」カランコロンいらっしゃいませ。「5」という数字のゼッケンを つけた人が入ってきた。そういえば、 ニューヨークマラソンは 今日だったっけ。ご注文は?「レモンジュースちょうだい!」レモンジュース・・・。どう…
占星術タンバリン物語第20話 「1分の遅刻」はぁ、はぁ、はぁ。。カランコロン「お、おはようございます。 遅れてすみません。」タンバリン喫茶で 2日目の出勤。今朝も遅刻した。遅刻するまいと 早く準備をするにも 関わらず ちょびっと遅れてしまう。 キャン…
占星術タンバリン物語第19話 「自分を知るため」あとから気づいたのだけれど、キャン子先生は、 15時に来た人にだけ 占いをしていた。 15時をすぎてから 9番席に座った人は 「アレ」を頼むわけでもなく 占いをお願いすることもなかった。 ただ、メニュー表か…
占星術タンバリン物語 第18話「おかあさんの匂い」 ハナちゃんが帰っても、 キャン子先生は 椅子に座ったままだったので9番席に近寄ると キャン子先生は 目をつぶって 深く呼吸をしていた。 そぉっとしておこう。 そして、キャン子先生が カウンターに戻って…
占星術タンバリン物語 第16話 「バリアすること」 ハナちゃんは 少し気持ちが落ち着いたようで、「このチーズケーキ 美味しいですね。 それに、このおしぼり、 気持ちよいですね。」 キャン子先生は、 嬉しそうに言った。「ありがとにゃ。 ハナちゃんはね知…
占星術タンバリン物語 第16話 「ワタシはワタシ」 ハナちゃんには、 大きな優しさがあって、そのはみでた優しさに 人の悲しみとか 怒りとかが溶け合いハナちゃんの中に 浸透していたみたい。 キャン子先生は 他人の感情がハナちゃんに 浸透する前に、まず「…
占星術タンバリン物語 第15話 「雰囲気をのみこむ」 ハナちゃんのホロスコープを みながら、キャン子先生は言った。「ハナちゃん、あなたは 生まれた瞬間から ものすごく強い共感力が 与えられたの。わかる?」そういって、 ♏︎のマークを指差した。「共感力…
占星術タンバリン物語 第14話「ハナちゃん」 キャン子先生は、 9番席の女性の話を「んだにゃ」「んだにゃ」と聞きながら、 ホロスコープという丸い図を かいていた。 お名前はなんていうニャ?「あ、ハナといいます。」ハナちゃん。キャン子先生は、ポツリと…
占星術タンバリン物語 第13話「キャン子先生の出番」私は9番席に コーラ フロートを持っていった。彼女は、私に気づかないほどに 壁の絵に集中していた。そして、少しして 午後3時を知らせる オルゴールがなった。懐かしいメロディだった。そして、キャン子…
占星術タンバリン物語 第12話 「午後3時」 ランチタイムが終わり 一息ついた。キャン子先生と交代で お昼ご飯をいただき、アイドルタイムという お客さまが1〜2人という 状態になった。カランコロン1人の女性が入ってきた。 「ミキちゃん、これつけてニャ。…
占星術タンバリン物語 第11話 「朝10時」カランコロンぞろぞろと7人ほどの おしゃれな人が入ってきた。私が憧れていた業界の人たちだった。洗練された服装、香り、 彼らが入ってきた瞬間に お店の中の雰囲気が ガラリと変わった。キャン子先生が、 「ミキち…
占星術タンバリン物語 第10話「おしごと」サンドイッチを食べて また元の仕事に戻った。あの絵が語りかけたことを キャン子先生に話すか ためらった。絵が、語りかけてきたなんて 誰が信じるもんか。。でも、たしかにあの絵が言った。「ミキちゃん、ほんとう…
占星術タンバリン物語 第9話 「9番席」キャン子先生に 勧められるままに 9番席でサンドイッチを食べた。初めてこのお店にきて キャン子先生に 心のもやもやを 聞いてもらったのを 思い出した。あの時は、このお店が こんなにも隅々まで掃除が行き届いてるな…
占星術タンバリン物語 第8話「モーニング」 「ミキちゃん。 ちょっと来てニャ。」キャン子先生がよんだ。カウンターには、 サンドイッチとコーヒー。それに水があった。「モーニングにゃ。 食べるにゃよ。」私は、 サンドイッチが大好きだった。コーヒーに水…
占星術タンバリン物語 第7話「サービスは神の心」気づけばお店は満席に。そして、 8:30 amになると スーツを着た人たちが 一斉に席をたった。オーダー品を給仕した時に お代金はいただいている。なるほど。好きな時にお店をでられる システムなのね。出勤時…
占星術タンバリン物語 第6話 「アレの正体」7時30分。喫茶店の7時から8時は 男性が多い。それもそうね、 ここはニューヨーク。タンバリン喫茶店は マンハッタンにある。カランコロンまた男性が入ってきた。その男性も「アレ」を 頼んだ。そして、その「アレ…
占星術タンバリン物語 第6話「ミントソーダーの色」カランコロン3人目のお客さまが いらっしゃった。お盆に水とおしぼりを のせてお客様の元へ行く。不思議だけど、 体が勝手に動いた。「おはようございます。 何にいたしましょ・・」「アレちょうだい。」「…
占星術タンバリン物語 第5話 「アレちょうだい」カランコロン二人目のお客様が入ってきた。彼はブレンドを注文した人に 目で挨拶をした。キャン子先生は 「さ!ミキちゃん出番ニャ! これ持っていってごらん。 あの人は、メニューいらないニャ。」と言って、…
占星術タンバリン物語第4話「ブレンドコーヒー」カランコロン「い、いらっしゃいませ。」帽子を深くかぶった男性が 新聞片手に入ってきた。わたしがこのお店で 初めて接客した人。男性は、 まるで我が家のように 13テーブルに座った。キャン子先生は、 「み…
占星術タンバリン物語第3話「心の扉がひらく午後3時!?の巻」喫茶店で働く初日。何をしていいのかわからない私に キャン子先生は「そうね、まずは メニューを覚えてもらおうかニャ。 それと、なんとなくの このお店の雰囲気とか 流れとか掴んでニャ。 OKニ…
ホロスコープは壮大なロマンがつまっている! 占星術で宇宙を感じるぞ!
占星術タンバリン物語 第1話 「ホロスコープはお見通しよ!の巻」今日、 ここフランスは霧雨。そういえば、 初めてキャン子先生に 出会ったのも 霧雨の日だったなぁ。...私はその頃、 憧れのニューヨークで 生きる目的を なくしていた。ある日 7番街を歩いて…
// ゼロからの占星術に ようこそ! ここは ✔︎ 占星術が誰でも身につけられて ✔︎ 宇宙の真理がなんとなくわかって ✔︎ 生きるのが楽チンになって ✔︎ 自分の人生の目的がみつかり ✔︎ 才能を発揮することができるようになるための ブログです。 優しく占星術を …