軸
占星術タンバリン物語第56話 「アメリカン・ドリーム」 8時20分。 ティファニー本店前に着いた。 めずらしいことも あるもんだ。 待ち合わせ場所に 10分も早くついた。 というよりも、 朝5時に目が覚めて その後眠れなかったのだった。 ファッション業界での…
占星術タンバリン物語第53話 「再会」 春の風を感じながら ベーグルショップに 向かっていたら わたしを呼ぶ声が聞こえた。 振り返ると、 懐かしい同級生の顔があった。 その同級生は、シーマと言った。 わたしが憧れていた ファッション業界に入って メキメ…
占星術タンバリン物語第50話 「すべてはエネルギー!の巻」 「キャン子、 サンクス!バーイ!」「サンキューニャ〜」 朝のピークが落ち着いた。キャン子さんは、 わたしの横に座った。 「よっこいニャ。」 (訳「よっこいしょ」) 「ミキちゃん、ローズティ …
占星術タンバリン物語 第47話 「初めての二人っきり」 セントラルパークでは 太陽の下、 たくさんの人が ピクニックをしていた。 あちこちから 笑い声や 楽器の演奏が 聞こえてきた。 そっか。 もうすっかり 春なんだな。夏が近づいてることに 少し焦りを感…
占星術タンバリン物語 第43話 「朝のセントラルパーク」 女の子とお母さんは 閉店時間までいた。 キャン子先生と女の子は ずっと音遊びをしていた。 結局、わたしは 波動や調和について 聞くことができなかった。 ー 翌日は、定休日だった。ー 朝7時。もっと…