西洋占星術の入り口

占いとこころについて考察日記

なぜフランスで占い師やってるの?


小学生の頃から占いと心理学が好きな子でした。
お寺や神社に行くのも好きでした。

祖父母が見えない存在を信じていたため、いっしょにお寺や神社などへの参拝の多い幼少期でした。

占いは、高校生の頃から「すごい占い師さんがいるよ!」と耳にすれば、みてもらっておりました。

30代半ばまで、占いは、特別な才能のある人ができるものだと思い込んでいましたので、帰国するたびに占ってもらっていました。

ところが、35歳に生きる目的を失った時に、フランスに住んでいたので、占い師が周りにいなくて、このままでは生きていけない!と、独学で占いを勉強スタートしました。

占星術は、サイキック能力がなくても占えるものだと知ったので、どんどんと占星術にのめりこみました。ところが、占星術の技術はあがっているのに、心はいつまでたっても自信がないままでした。


そんな時、タロットカードは潜在意識やこころを読むツールだと教えてもらい、タロットカードを導入しました。タロットカードは、聞いてた通り、潜在意識をカードで読めるので、こころの状態を把握できました。


あまりにも的確に意識をカードが教えてくれるので、「ほんとうにやりたいことはどれ?」的な感じで、カードに聞く日々でした。


大きな何かを決める時には、カードに頼っていました。カードを楽しんでいるというよりも、心を読めないからカードに教えてもらうという貧弱なマインドでした。

こころはいつも自信がないままでした。いつしかカードがないと決められないようになりました。占い依存でしたね。


このままでは、いつまでたってもカード断ちができないし、自信がないままじゃないの?と怖くなりました。

占星術の技術としては、ほとんどの技法を習得したのに、なぜ、こんなにも不安なの?? なんで、自分で決められないの??

自分がどうやって生きてきたかもわからなくなり、焦り始めた時に、「ノートに自分のことや感情を書くと人生が劇的に変わる」というのを目にします。



さっそく、ノートを書き始めました。

ノートに、「わたし」という存在、「親」という存在、「才能」など項目ごとに丁寧にみていきました。

そうして見えてきたのは、今生きてる「わたし」と別の「わたし」がいました。

「やりたいことやる・言いたいことを言うわたし」と「周りが喜ぶために我慢する自分」の二重人格がいたのです。


もちろん、前者がわたしらしさですが、後者もわたしなのです。まったく真逆の人格が内在するので、迷うわけです。


「ほんとうのわたしってどんな人物なの?」

「ほんとうは何をやりたいの?」

ノートに書く日々が続いたある日。

新しいノートを使い始めるときに、ノートを抱えてこころを感じてみました。


そしたら、言葉がすぅっと聞こえてきました。

「正直」

と。


ノートを書くのは、毎朝の日課でしたので、ノートの見開きに「正直」という言葉を書きました。

そして、毎朝、「わたしは、正直です。」と声にだすことにしました。

いわゆるアファメーションです。言葉で潜在意識を変えていく手法です。




そうすると、意識が変わっていくので、我慢はできなくなり、正直に行うことしかできなくなったのです。

自信がなかった原因は、何かができないからではなくて、人間関係でものすごく我慢していたことでした。

嫌だと思いながら相手のために我慢をして付き合っていたことが多すぎたのです。きっと、それは寂しさからだったと思います。


【 どうしたら我慢せずに、付き合っていけるのだろうか】

もしかしたら、心理学をもっと勉強した方がいいんじゃないか?

もっと、脳について知った方がいいんじゃないか?


と思って、改めて心理学・脳科学の本も読みました。



ある日、心理学について調べていたところ、アートセラピーにであいました。


アートセラピーは、心を絵で癒していく心理学療法です。

わたしは心理療法の専門家ではないのですが、自己対話として、自分で自分にアートセラピーを施行してみました。

描いた絵を自己分析してみて、衝撃を受けました。

過去のこころの傷が全く癒されていなかったのです。

人間関係で我慢していたのは、今に始まったことではなくて、小さいころに覚えた「我慢」だったということがはっきりとわかりました。

こころに傷があるままで、占い師として人を占うなんておこがましいと、一時期、占いをやめました。




今までいろいろな占い、ヒーラー、サイキッカーに会ったのですが、正直、何がよくなったのかわからないままでした。

ところが、アートセラピーだと、数日以内に、はっきりと解放を感じるできごとが起こりました。


特に、親との関係はおもしろいほどに変わりました。親が特に変わったわけではなくて、わたしが親へ感じていたこころの状態です。

小さい頃、お父さんもお母さんもヒーローだった時に感じてた幸福感に戻っていったのです。

尊敬している人は誰ですか〜?の答えに、両親と答えていた自分に戻れたのが、一番の幸せでした。

【 アートヒーリング 】

もしかすると、アートセラピでこころがこんなにも劇的に変わるのだったら、夢を現実化できるんじゃないかな〜?

と、いわゆる引き寄せのアートバージョンを独自に考えて試してみました。(アートヒーリング)

その時に、占星術で自分の心が一番自分らしくある時期をみつけて描くようにしました。


毎月、毎月、絵を描いては分析して、描き直す。



1年間行ってみたところ、アートヒーリングを行った10日以内にはっきりと現実が変わりました。

早ければ、当日に変わりました。


引き寄せの法則的に、ノートに願いの文章を書いて叶えてきた時よりも、スピードが速いので驚きました。

願いが叶うというよりも、自分がいかなる時もリラックスして過ごせるのが何よりも幸せなんだなと感じています。

願いが叶うのは当たり前で、それよりも、「何もなくても、今がしあわせ」と思えるのが最高の幸せわせなのだと気づけたのです。


ノートに文字で書くにしろ、絵を書き換えるにしろ、慣れていないと難しいかなと思って、アートヒーリングをさせていただいております。



【 占星術で知ってた 魂の目的 】

占星術では、魂がほんとうにやりたいことがわかります。

2019年、アートヒーリングをスタートして、ほんとうの願いが出てきました。

「もっと、もっと、人に会いたい!」

「新しい出会いを楽しみたい!」

と魂の叫びのような声が湧き起こりました。



と、同時に、ハッと気づきます。
「そうだ!! 占星術でも、わたしの生まれてきた楽しみは、新しい出会い・社交の場だった!!」と。


ほんとうは人と出会うこと、人と会話すること、人とディスカッションすることが何よりも好きなのに、人がつく嘘に苦しみ、人を疑うようになり、言葉の暴力を受けて疲れてしまって、「人に会いたくない」とほんとうに思っていない願いを放ってたのです。


人に会うことがほんとうに楽しみなのに、会っても楽くない現状が起こる。

それなら、人に会わなかったら傷つかなくてもいいなと思って、引きこもり生活が始りました。それが、35歳の時でした。

5年間、長い引きこもり生活でしたが、ほんとうに大事なこころを取り戻せたので、この経験がきっと誰かの希望になるのではないかと、占いとアートヒーリングを施術させていただくことにしました。


【魂を取り戻すと、本質がブレなくなる】

現実の問題や悩みは、たまには出てきますが、それでも本質的な魂の欲求がどーんと地に足ついてるので、元にもどれます。

「わたしは、世界のいろんな人と出会って、いろんな人と楽しむんだーー!調和な人間関係を楽しむんだー!」と。

※人によって人生で楽しみたいことはバラバラです! わからない人は、占星術で導いて絵に描くことでバランスが取れていきます。


【 占星術でスッキリしない場合 】

占星術で生きる目的・才能・魅力ポイント・運の流れなどをお伝えします。

ところが、「どんな占いでも、そういわれるんですが、全然そう思えないんです」という人がたまにいます。

今では、この方々の氣持ちが、すっごくわかります。

こころに傷がある状態だと、どれだけ素敵なことを言われても、こころの隙間がないので入っていかないのです。(個人的体感)


こころの傷が邪魔をして、ほんとうに楽しみたいことにYES!と言えなくなっている状態ともいえます。

占星術では癒せなかったこころの傷が、アートセラピーによってどんどんと癒されていき、気づいたら真の幸福を感じられるようになりました。

今、過去一番、何も持っていない状態です。

未来に何が起こるかもわからないし、フランスに住み続けられるのかもわからない状態。

それでも、「だいじょうぶ」と思える自分がいます。


こころの傷をみたい人はみていったらいいと思いますが、わたしはこころの傷をみないままで、少しずつ温かい気持ちを取り戻せるアートセラピーが合っていました。


そして、そこから自分の絵を描き変えて、リアルに体験してみたい現実を絵にしていくアートヒーリングも最高にマッチしてました。


これから、地球で何が起こるかわからない。そんな時に、いつでもアートヒーリングがあったら強いなぁと感じています。


紙と色塗り道具があればいいので、どこでも快復していけます。


【 わたしの夢。】

「どこでも生きていけるこころ」を育てること。

ツールとしては、占いとアートヒーリングを使いたいのが今です。

またおもしろい方法がみつかったら変わるかもしれませんが、今のところ、この二つが最強だなと思っています。

これからの時代、ほんとうに大事なのは、お金でもなんでもなくて「こころの強さ」だとおもいます。

こころが強いというのは、自分を信じる気持ちのことです。

自信がない。という人が多い世の中、もしも自信をつけたい!と思われる方がいたら、ぜひご連絡ください。

自信がなかったわたしが、自信を取り戻せるまでに、6年もかかったのですが、もっと早く快復できるお手伝いができれば幸いです。

寺本美紀について

1998年 服飾専門学校に入学
学校の行事でパリに行きフランスに恋する
帰りの飛行機で「永住する!」と誓い
勢いのまま退学する

2005年 調理師学校入学
学校にいきつつ、
日本酒・焼酎バーでお酒を学ぶ日々。
ほんとうにやりたいことをやって
楽しむ大人がいることを知る

2006年 割烹料理屋に就職
大阪にいながら京料理を学ぶ。
失敗したときに、シェフから
言葉の暴力を受けて鬱っぽくなる。

2007年 寿司屋に入る
「女が握る寿司なんて食べられへん!」
と言われることがあった。
エロ寿司師匠から大阪寿司を学ぶ。
寿司愛で、批判的な声も氣にならない。

2008年 念願のフランス移住開始!
「寿司職人急募」を見て、
慌てて履歴書を送る。
6ヶ月後には、
フランスで寿司をにぎっていた。


2008年〜2012年
ナント・レユニオン島・リヨン・
エクサンプロヴァンスと、転職を続ける。
週に60時間オーバーで、
労働基準局に駆け込む。

2013年 コリウールのフレンチレストランに
日本料理人として就職
フレンチと日本料理の
フュージョン料理をつくる楽しい日々

2014年 料理人を引退する
料理愛が消える。
生きる目的を見失い、
占星術の勉強をスタートする。

2016年 念願だった猫との暮らしがスタート
猫によって小さかった頃の
寂しかったこころが癒されていく

2019年 ノマド占星術師として活動開始
定住地を持たずに、好きな街に
ふらりと移住するライフスタイルへ

2020年 アートヒーリング活動をスタート


ここまでお読みいただきありがとうございました。