西洋占星術の入り口

占いとこころについて考察日記

第64話「バラ水3」

占星術タンバリン物語
第64話「バラ水3」

バラを目の前にして、
私は固まった。

どれを、どうやって摘んだらいいのか
全くもってわからなかった。

「クロードさん、
 摘み方を教えていただけませんか?」

ダイレクトに聞いてみた。


すると、クロードさんは、
不思議そうな顔をした。

「ミキちゃん、聞く人間違ってるよ。
 どうやって摘んだらいいのかは、
 バラに聞くんだよ。」

と。


「バラに聞くんですか???」

「そう。バラをみつめて、
 バラと会話をするのだよ。
 初めて会った時のように、
 目と目を合わせて、
 気持ちを通じ合わせるんだよ。
 そしたら、必ずバラは答えてくれる。」


「なるほど。やってみます。」


バラと会話。。。
花にも心があるってこと? 


どのバラと会話しようかなと
幾万とあるバラを眺めていたら
気になるバラが目に入った。

心の中で、しずかに聞いた。
(おはようございます。
 初めまして。
 今日、これからバラ水を作りにきました。
 あなたがあまりにも美しいので、
 バラ水にと思います。)

すると、ふわっと風が吹いた。

そして、そのバラだけが揺らいだ。

「Yes」ってこと??


「そうだよ。その子は、あなたに
 摘んでほしいと言ってるね。」
と、クロードさんがこっそり教えてくれた。


バラとの会話ができる機会が
やってくるなんて。。。
感動で、涙が流れた。


クロードさんは話を続けた。
「あなたは心が純粋だから、
 バラも安心してるわ。
 バラという花は、
 人の心を視るのよ。
 それに、心を与えないと
 咲かないものなの。
 花にも命があるのよ。」


私は、はっとした。

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クロードさんは、キャン子先生と
同じ雰囲気がした!!

と同時に、言葉が出てしまっていた。

「あのぅ、タンバリン喫茶店を知ってますか。」

と。


「知ってるよ。姉の店だからね。」

「そうなんですね。
 タンバリン喫茶店で出してる
 バラ紅茶は、ここのバラが入ってるんですか?」

「そうだよ。キャン子から
 君の話をよく聞いているよ。」


いろいろなものが繋がって
めまいがしそうだった。
 

カランコロン 
   
   つづく



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